南極ツアー

南極へのクルーズプランの出発地となるウシュアイアやプンタ・アレナスの手配を得意とする文野旅行社では、もちろん南極ツアーの手配も可能です。クルーズプランの前後の各都市での滞在も合わせて、当社に南極旅行を全てお任せ下さい。

南極ツアー

AN01 南極クルーズ

南極の一般的なクルーズ日程となります。ご希望とされる場合は、まずはご旅行希望時期と人数をお知らせください。クルーズはアルゼンチンの最南端のウシュアイア港から乗船、南に向かってドレーク海峡を越え、船で南…

AN02 南極フライ&クルーズ

南極に一度は行ってみたいけど、そんなに日数を取れないという方にお勧め。チリのプンタ・アレナスからキングジョージ島まで航空便で移動することにより日程を短縮する事ができます。 ご希望される場合は、まずはご…

一度は行ってみたい、南極旅行を実現

南極大陸は地球の自転軸と地表が交わる点、南極点があることからその名がつけられています。
南極点は地図上では南緯90度にあり、2700mという厚い氷床に覆われています。南極点のほかに、南磁極という点もあります。この極は磁石の指す南で、1909年にはじめてシャクルトン隊によって確かめられたときには、南緯78.6度東経155.2度の位置でしたが、地球の各地点の磁場の強さにより、毎年10kmくらいずつ北上しており現在は南極海に位置します。
南極の観光はアルゼンチンのウシュアイアから南極クルーズにご参加頂く方法が一般的となっております。他に、チリのプンタ・アレナスから出発するフライ&クルーズもございます。
南極クルーズでは、南極半島や、南シェトランド諸島の主要な見どころをご覧いただけます。

南極では、南極条約によって南緯60度以南の南極大陸、および周囲の島々の領土権主張は凍結されています。そのため、どの国にも属さない大陸となっておりますが、そんな南極にも各国の基地の調査員が駐在しているので住民がいます。南極(南シェトランド諸島を含む)の人口は、夏季だと約4000人、冬季だと約1000人程になります。

南極クルーズでの訪問先、見所とは

ウシュアイア発の南極クルーズや、プンタアレナス発着のフライクルーズでは、大きな南極大陸のうちの一部分ではありますが南極半島周辺と南シェトランド諸島をご覧いただけます。参加するクルーズにより若干の違いがありますが、基本的には午前と午後の1日2回、クルーズ船からゾディアック船に乗って南極の見所へ上陸したり、流氷や周囲の景観を巡るクルーズを行ったり、クルーズ船で狭い海峡(ルメール海峡島)を通って、南極でしか見られない素晴らしい景色をご覧頂けます。

南シェトランド諸島

南シェトランド諸島の主要な訪問先は、キングジョージ島、グリニッジ島、リビングストン島、ハーフムーン島、デセプション島等です。これらの島々では、ジェンツーペンギンや、ヒゲペンギンのコロニーや、ゾウアザラシやオタリア等をご覧頂ける他、巨大な氷河をご覧頂いたり、各国の南極の基地等へのご訪問も可能です。(実際の訪問先はそれぞれのクルーズや、天候、季節によって変わります。)

南極半島

南極半島での主要な訪問先は、クーバービル島や、パラダイス湾、ピーターマン島、ルメール海峡、ネコ・ハーバー、ダンコ島等です。南極大陸への上陸ができる他、ペンギンのコロニーや、ゾウアザラシなどの海獣類をご覧いただけたり、南シェトランドよりも多くの流氷や、巨大な氷河をご覧頂く事ができます。

南極を訪れる方法とは ~様々な南極旅行プラン

どこからどのように南極を訪れる事ができるのか、その主要な手段は、南極大陸から約1000kmに位置するアルゼンチンのウシュアイアから出航する南極クルーズに乗船する方法で、アクセスの良さからこちらのプランが主流となっております。
南極クルーズが催行される時期は、南半球の夏の時期の11月から3月までの期間となります。

一般的な南極クルーズ

一般的なクルーズでは、ウシュアイア港発着9泊10日程の期間で、南極半島での南極大陸上陸や、南シェトランド諸島訪問を行い、ペンギンやアザラシ等の動物や、氷河の鑑賞を行います。
↓一般的なクルーズプランの日程を以下のツアーページからご参照下さい。

一般的なクルーズ日程の他にも、マルビナス(フォークランド)諸島、サウスジョージア島等にも訪問できる19泊以上のクルーズや、南極圏(南緯66度33分)以南まで行く事ができる14泊程のクルーズもあります。
南極クルーズは数多くのクルーズ会社が様々なプランを催行していますので、ご希望に合わせてお選び頂けます。ご興味のある方はまずは弊社にお問い合わせ下さい。

日程を短縮できる フライ&クルーズ

南極クルーズはどうしても長い日程でのご旅行となってしまいますが、お時間があまりない方には、日程を短縮できる方法がございます。
それは、プンタ・アレナスからドレーク海峡を飛行機で移動して、キング・ジョージ島からクルーズに乗船する事で移動時間を短縮できるフライ&クルーズです。こちらのクルーズをご利用の場合、プンタ・アレナス発着6日間という日程で南極旅行を実現可能です。通常の南極ツアー以上に予約状況が厳しくなっておりますが、お早めにご予約頂ければご手配が可能です。
↓フライ&クルーズの日程を以下のツアーページからご参照下さい。

南極旅行についてもっと知りたいという方は、ぜひお気軽に文野旅行社にお問い合わせ下さい。
アルゼンチンに拠点を構える当社だからこそ、南極のご旅行も安心してご相談頂けます。

南極点到達の歴史をご紹介 アムンゼンとスコット

南極大陸は世界の最南端にある1年中氷と雪に囲まれた厳寒の地です。20世紀初頭、何人かの探検家たちがこの地を訪れ南極点を目指しました。
イギリスの探検家ロバート・スコットは1910年6月にイギリスを出発し、1911年1月25日から25名の隊員、19頭の馬、30頭の犬とともに越冬を開始し、極点到達のための様々な準備を行いました。

また、ノルウェーの探検家ロアルド・アムンゼンは、1910年8月に北極を目指しノルウェーを出発したものの、途中大西洋上のマデイラ島滞在時に目的地を南極に代えました。というのもアメリカ人のピアリーがすでに北極点到達を果たしてしまったのです。1911年1月9日に南極大陸に到達して越冬基地を建設、9名の隊員が南極へのルートの開拓、犬の訓練などの準備を行いました。そして1911年10月15日、アムンゼンと4人の隊員が52頭の犬とともに越冬基地を出発し、南極点に向かいました。対するスコットも1911年11月1日に越冬基地を出発しました。

最初に南極点に到達したのはアムンゼン隊でした。1911年12月14日午後3時のことでした。3日間極点に滞在した後、1912年1月25日に越冬基地であったフラムハイムに無事たどり着きました。

スコット隊が南極点に着いたのは遅れること約1ヶ月、1912年1月16日でしたが、アムンゼンが到着した後であったため、アムンゼン隊の残した目印を発見することになります。失意の中帰路についたスコットでしたが悪天候に見舞われ越冬基地に辿り着くが叶わず、帰らぬ人となりました。

後に南極点上に設置されたアメリカの基地は、彼らの物語に因んで「アムンゼン・スコット基地」と名づけられました。

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